【漁獲量全国3位】沖縄マグロ市場の完全ガイド|500円丼から解体ショーまで

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沖縄グルメといえば、ソーキそば、タコライス、海ぶどう――。そんなイメージで止まっている人、かなり損してます

30年近く出張で全国を回ってきた僕が断言しますけど、沖縄のマグロは本気で美味い。しかも安い。那覇市内の泊いゆまちに行けば、ワンコイン500円でねぎとろ丼が食べられるし、キハダマグロの赤身の柵が800円で手に入る。居酒屋で同じ量を頼んだら2,000円は超えるわけですよ。

実は沖縄県、マグロの漁獲量が全国3位という”知られざるマグロ大国”でして。水揚げされたばかりの生マグロが市場に並ぶ光景は、築地や豊洲にも負けていません。

この記事では、沖縄最大のマグロ市場「泊いゆまち」の完全攻略法から、糸満や泡瀬の穴場スポット、マグロの解体ショー情報、そしてお祭りイベントまで、沖縄マグロのすべてを一本にまとめました。「食べログの点数だけで選ぶな」が口癖の僕が、自分の舌と足で確かめた情報をお届けします。

[※ここに泊いゆまちの全景写真を挿入]
目次

沖縄は「知られざるマグロの島」――漁獲量全国3位の実力

「沖縄でマグロ?」と首をかしげる人がいるかもしれません。でも、これが事実なんですよね。沖縄県はビンチョウ・メバチ・キハダマグロの漁獲量で全国上位に位置していて、那覇の泊漁港だけで県全体の水揚げ量の約50%を扱っています。

さらに言えば、泊漁港の水揚げの約70%がマグロ。つまり沖縄の漁業は、マグロなしには語れないんです。それなのに「沖縄 グルメ」で検索しても、マグロを本気で語っている記事がほとんど見当たらない。これ、相当もったいない話でしてね。

2025年にはクロマグロの漁獲枠で、沖縄県への振り分けが大型魚236.5トン(過去最大)に設定されました。国もこの海域のポテンシャルを認めているということです。

沖縄のマグロって全国的にはまだ知名度低いんだけど、30年出張で全国回ってきた人間が言うんだから間違いない。ここのマグロは本気でレベル高い

父さん、何回その「30年」フレーズ使うの

なぜ沖縄のマグロは美味いのか――生マグロの秘密

沖縄のマグロが美味い最大の理由、それは「冷凍していない生マグロ」が市場に直接届くからです。

一般的にスーパーで売られているマグロの多くは、遠洋漁業で獲られてから船上で急速冷凍され、解凍を経て店頭に並びます。でも沖縄は違う。漁場が近いんですよね。マグロ漁師は午前2時頃に出勤し、延縄漁業やパヤオ漁(浮き魚礁を使った漁法)でマグロを狙います。

獲れたマグロは一本釣りで丁寧に扱い、神経〆からチルド輸送で市場へ。この工程のおかげで、冷凍マグロ特有のパサつきやドリップとは無縁の、しっとりとした食感が実現するわけです。

実際、僕が泊いゆまちでキハダマグロの赤身の柵(約300g)を買って宿で刺身にしたとき、モチッとした弾力と、舌に吸いつくような滑らかさがあった。冷凍を解凍した刺身とは明らかに別物でしてね。これが800円ですよ。那覇市内の居酒屋で県産マグロの刺身を頼んだら、同じ量で2,000円は超える。もう市場で買う一択です。

[※ここに生マグロの柵(赤身)の写真を挿入]

沖縄で食べられるマグロ4種と旬の時期

市場の店員さんに聞き込みをして、沖縄で流通するマグロ4種の特徴を整理しました。

スクロールできます
種類特徴おすすめの食べ方
キハダマグロ明るい赤色・あっさり・流通量最多通年(冬が脂乗り◎)丼もの・漬け
メバチマグロ暗い赤色・適度な脂・万能型通年(8〜3月が◎)刺身・寿司
ビンチョウマグロピンク色・淡泊・柔らかい秋〜冬(11〜4月)わさび多めの刺身
本マグロ(クロマグロ)濃い赤・最高級・希少5〜7月(特に6月)大トロ・中トロ

僕が実際に食べ比べた感想を正直に書くと、普段使いならキハダかメバチで十分満足できます。キハダは丼にすると明るい色が映えるし、メバチは刺身でじっくり味わうと脂の甘みがしっかり感じられる。ビンチョウはわさびを多めにつけると、淡泊な身にピリッとしたアクセントが加わって化けるんですよね。

本マグロは6月前後の限られた時期にしか出回らないので、狙って行くなら初夏がベストです。

泊いゆまち完全ガイド――沖縄最大のマグロ市場を120%楽しむ方法

沖縄でマグロを買うなら、まず外せないのが泊いゆまち(泊漁港魚市場)。那覇市の泊漁港に隣接する鮮魚直売センターで、仲卸業者や鮮魚店が軒を連ねています。

「いゆ」は沖縄の方言で「魚」、「まち」は「市場」。つまり「魚市場」をそのまま方言にしただけなんですが、ここが一般客も入場無料で買い物できるのが最大のポイント。朝6時から営業していて、プロの仲買人に交じって新鮮なマグロを選べます。

[※ここに泊いゆまち入口の写真を挿入]
泊いゆまち基本情報
  • 住所:沖縄県那覇市港町1-1-18
  • 営業時間:6:00〜18:00(店舗により異なる)
  • 定休日:店舗により異なる(日曜休みの店が多い)
  • 駐車場:あり(台数少なめ・混雑注意)
  • アクセス:ゆいレール美栄橋駅から徒歩約10分

牧志の公設市場も有名ですが、マグロに関しては泊いゆまちのほうが圧倒的に品揃えが豊富で価格も安い。口コミサイトでも「牧志市場よりこれからは泊いゆまち」という声が増えているのは、実際に行けば納得できるはずです。

おすすめの鮮魚店3選――中真水産・沖縄海鮮問屋・茂水産

泊いゆまちには複数の鮮魚店が入っていますが、僕が実際に買い物をして「ここは間違いない」と感じた3店舗を紹介します。

中真水産

キハダの赤身の柵が500円〜で買えるコスパの高さが魅力。僕が訪れた日、店員さんに「今日のおすすめは?」と聞いたら、「キハダの赤身が脂乗ってるよ」と即答してくれました。実際に買って宿で切ってみると、断面に薄っすら脂の層が見えて、口に入れるとネットリとした甘みが広がったんですよね。

店員さんとの距離が近いのも泊いゆまちの良さでして、遠慮なく聞けば旬の魚やおすすめの食べ方を教えてくれます。

[※ここに中真水産の店頭写真を挿入]

沖縄海鮮問屋

食べ歩きのスタート地点としておすすめしたいのがここ。天ぷら1個80円という価格設定がまず嬉しい。タマン(ハマフエフキ)のお造りなど、沖縄ならではの魚も充実しています。

楽天の口コミでも「モッチリ感はまさに冷凍じゃなく生の食感」と★4.47の高評価を得ていて、通販でも生マグロの品質が評価されている店です。まずはここで軽く天ぷらをつまんで、テンションを上げてから他の店を回るのが僕のルーティンになっています。

茂水産

マグロ以外も楽しみたい人には茂水産。ブリの握り寿司が500円〜で、リピーターに人気の一品です。脂の乗ったブリを酢飯と一緒に頬張ると、「あぁ、市場に来て良かった」としみじみ感じるんだよなぁ。

マグロ一辺倒じゃなく、沖縄近海の魚を幅広く扱っているので、家族連れで好みが分かれるときにも重宝します。

泊いゆまちの「ガラス張り解体室」――朝イチの迫力を見逃すな

泊いゆまちの隠れた見どころが、ガラス張りのマグロ解体室。早朝5時台にはセリが行われ、マグロが次々と運び込まれる光景を間近で見ることができます。

仲買人たちがマグロの尾の断面を見て品定めしている姿は、まさにプロの世界。口コミでも「早朝に大きなマグロが解体されていて各店舗に運ぶ様子が見られた」という声がありますが、あの迫力は現地でしか味わえません。

ただし、これは市場の業務なので見学のルールは守ること。邪魔にならない位置からガラス越しに眺めるのが基本です。詳しくは後述の「マグロの解体ショー&見学スポット」セクションでまとめています。

沖縄のまぐろ食堂ガイド――ワンコインから贅沢丼まで

マグロを「買う」だけでなく「食べる」なら、市場内や周辺の食堂が便利。ここでは僕が実食した店を中心に、価格帯別に紹介します。

まぐろや本舗(泊いゆまち内)――ワンコイン丼の聖地

泊いゆまちの食堂といえば、まず名前が挙がるのがまぐろや本舗。ここのねぎとろ丼500円は、沖縄マグロ入門の最適解だと思っています。

僕が注文したのはねぎとろ丼にイカスミ汁がセットでついてくるやつ。酢飯の上にねぎとろがたっぷり盛られていて、口に入れた瞬間、ねぎとろが舌の上でとろけた。冷凍マグロ特有のパサつきがゼロ。思わず「これが500円?」と声に出してしまいました。

また、朝6〜11時限定の海鮮卵かけご飯も話題でして、旬のメバチマグロとソデイカが紅白に映える一品として食通の間で評判になっています。

[※ここにまぐろや本舗のねぎとろ丼の写真を挿入]

500円でこのクオリティはさすがに驚く。東京じゃ考えられないよね

だろ? 朝イチで行くとネタの鮮度が段違いなんだよ。平日の午前中がベストだね

ただし、ワンコイン丼に過度な期待は禁物。トリップアドバイザーには「看板写真では豪華に見えたが実物はマグロの切れ端6切れほど」という辛口レビューもあります。500円という価格を考えれば十分だと僕は思いますが、「インスタ映えする豪華丼」を期待していくと肩透かしを食う可能性はある。このあたりは後述の「攻略法」で詳しく書きます。

みーかがん泊いゆまち店(三高水産直営)――生まぐろ丼の実力派

ワンコインではなく、ちゃんと美味いものに正当な対価を払いたいという人にはみーかがんをおすすめします。三高水産の直営店で、県産の生マグロにこだわっている店です。

僕が注文した生まぐろ丼は1,408円(税込)。まず見た目から違う。切り身の厚さが明らかにワンコイン丼とは別格でしてね。赤身の色ツヤが鮮やかで、脂の乗った部分を箸で持ち上げると、ほんのり透き通っている。口に入れた瞬間、脂が舌の体温でじわっと溶けていくあの感覚――これは冷凍マグロでは絶対に味わえない。

Yahoo!ニュースの記事でも、みーかがんの「県産生まぐろが半額で買えるコーナー」が話題になっていて、地元のファミリー層にも支持されているのが伝わってきます。「娘に聞くと即答でまぐろ」という親御さんの声には、正直ちょっと共感しました。うちの子供たちもマグロ好きなんでね。

[※ここにみーかがん生まぐろ丼の写真を挿入]

まぐろ大吉・その他の店舗――食堂以外の「食べ歩き」スタイル

がっつり食堂で食べるのも良いですが、泊いゆまちの楽しみ方としては食べ歩きスタイルもおすすめ。

まぐろ大吉では、食べログの口コミに「ハマチ握りが脂の乗った厚切りデカネタで美味しかった」とあるように、握り寿司を手軽に楽しめます。離島フェリーの待ち時間にふらっと立ち寄るのにもぴったりです。

700円前後で海鮮丼が食べられる店もあり、平日の午前中なら席も空いていることが多い。ただし、イートイン席は全体的に少ないのが泊いゆまちの弱点でして、「店内奥に机2つと椅子5〜6個」という口コミ通り、混雑時は立ち食いか車で食べるしかない場合もあります。

泊いゆまちだけじゃない!沖縄全域のマグロが買える市場・穴場スポット

那覇から足を延ばせば、泊いゆまちとはまた違った魅力を持つマグロスポットが点在しています。レンタカーで沖縄を回るなら、ぜひ立ち寄ってみてほしい。

道の駅いとまん「お魚センター」&みーかがん本店(糸満市)

糸満市は沖縄の漁業の中心地のひとつ。道の駅いとまんに併設された「お魚センター」では新鮮な魚介が手に入り、隣接するみーかがん本店は泊いゆまち店よりもメニューが充実しています。

僕がここで食べたのは至福のまぐろ丼(2,178円税込)。大トロ・中トロ・赤身・ねぎとろが一度に味わえる、まさに「マグロの全部乗せ」。大トロの脂がとろける甘みと、赤身のキリッとした旨味、ねぎとろの滑らかさ——一つの丼の中でマグロの味わいがグラデーションのように変化していくのが、贅沢の極みでしてね。

那覇空港から車で約20分とアクセスも良好なので、南部観光のついでに寄れるのも利点です。

[※ここにみーかがん本店の至福のまぐろ丼の写真を挿入]

正直言って、みーかがん本店の至福のまぐろ丼は今回の沖縄旅で一番の収穫だった

2,178円でこの内容なら東京じゃありえないよね。糸満まで行く価値あるわ

泡瀬漁港パヤオ直売店(沖縄市)・名護漁港(名護市)ほか

中部エリアでマグロを買うなら、泡瀬漁港のパヤオ直売店が穴場。パヤオ(浮き魚礁)漁で獲れた新鮮なマグロが直売されていて、地元客が中心なので観光地の割高感がありません。

北部エリアなら名護漁港。美ら海水族館に行く途中に立ち寄れるロケーションで、セリ落とされたばかりの魚が並ぶ様子は小規模ながら迫力があります。

いずれも泊いゆまちほどの規模はないですが、地元の空気感をダイレクトに感じられるのが穴場スポットの良さ。「観光客向けに整備された市場じゃなく、本物の漁港を見たい」という人にはぴったりです。

マグロの解体ショー&見学スポット――沖縄で「見る」マグロ体験

マグロの魅力は「食べる」だけじゃない。巨大なマグロが職人の手で一本丸ごと解体されていく光景は、大人でも見入ってしまう迫力があります。沖縄でマグロの解体を見られるスポットをまとめました。

泊いゆまちのガラス張り解体室(通年)

前述の通り、泊いゆまちにはガラス張りの解体室があり、早朝の時間帯なら日常的にマグロの解体作業を見学できます。「解体ショー」として演出されたものではなく、プロの仲卸が実際に業務として行っている解体なので、ある意味で最もリアルなマグロ体験です。

朝5時台のセリの時間帯が最も活気がありますが、一般の観光客が見やすいのは6時〜7時頃。各店舗への搬入が始まるタイミングで、ちょうど大きなマグロが切り分けられていく様子が見られます。

みーかがんいとまん本店の毎日解体ショー

みーかがんいとまん本店では、毎日マグロの解体を実施しているのが大きな特徴。泊いゆまちの解体室は見学用に整備されたものではないですが、こちらはお客さんに見せることを前提とした解体なので、小さなお子さん連れでも安心して楽しめます。

解体されたばかりのマグロはその場で販売されることもあるので、「さっきまで丸ごとだったマグロ」を買えるという、ちょっと特別な買い物体験ができます。

イベント限定の巨大マグロ解体ショー

沖縄では年に数回、マグロ関連のイベントで大規模な解体ショーが開催されます。100kgを超える巨大マグロが職人の手で見事にさばかれていくのは圧巻の一言。

解体ショーの後は、さばきたてのマグロを特別価格で販売するのがお決まりの流れ。イベント情報は次のセクションで詳しく紹介します。

[※ここにマグロ解体ショーの写真を挿入]

解体ショーってテレビで見たことあるけど、生で見たら全然違うの?

全然違う。包丁が骨に当たる音とか、脂が光る断面とか、五感にくる。あれは映像じゃ伝わらないんだよなぁ

沖縄マグロの祭り&イベント情報――旅行時期に合わせて行くならここ

沖縄旅行の日程を調整できるなら、マグロ関連のイベントに合わせて訪問するのも一つの手。祭りならではの特別価格や解体ショーが楽しめます。

父の日お魚フェア〜本まぐろ祭り(6月)

泊いゆまちで毎年6月に開催されるのが父の日お魚フェア。ちょうど沖縄の本マグロが旬を迎える時期と重なるため、本まぐろの解体ショーや特売が目玉になります。

本マグロは沖縄でも年間を通じて出回る期間が短く、特に5〜7月が旬。このイベント期間中なら、通常は高価な本マグロの刺身や握りをお得に楽しめるチャンスです。口コミでも「本マグロの時期は少しなので毎年行く」という声があるように、リピーターが多いのが特徴。

沖縄美ら海まぐろフェア

沖縄県は「沖縄美ら海まぐろ」というブランド名を導入して、県産マグロのPRに力を入れています。このブランドを冠したフェアでは、県内各地の飲食店で特別メニューが提供されるほか、食育活動も行われています。

開催時期は年によって変動するので、沖縄県漁業協同組合連合会や泊いゆまちの公式情報をチェックしておくのがベスト。旅行前にSNSで「沖縄美ら海まぐろフェア」と検索すれば、最新情報が見つかるはずです。

勤労感謝祭・年末年始イベントほか

泊いゆまちでは11月の勤労感謝の日前後にも感謝祭イベントが開催されることがあり、鮮魚の特売やマグロの振る舞いが行われる年もあります。

年末年始は正月用のマグロを求める地元客で賑わい、活気がピークに。ただし、年末は混雑が激しく早い時間に売り切れることもあるので、12月下旬に行くなら朝一番を狙ってください。

沖縄マグロイベント カレンダー(目安)
  • 4〜7月:本マグロのシーズン。6月の父の日お魚フェアが狙い目
  • 秋〜冬:沖縄美ら海まぐろフェア、勤労感謝祭、ビンチョウの旬
  • 年末年始:正月需要で市場が活気づく。混雑注意

泊いゆまち攻略法――失敗しないための5つの鉄則

ここまで読んで「よし、泊いゆまち行こう!」と思ってくれた人のために、失敗しないための鉄則をまとめておきます。口コミで不満を書いている人の多くは、この鉄則を知らずに行っている印象があるんですよね。

鉄則①「午前中に行け」

これが最も重要。泊いゆまちは午前中が勝負です。

トリップアドバイザーに「昼食で行ったが殆どのメニューが売切れ」というレビューがありますが、まさにその通り。市場ですから朝が一番品揃えが豊富で、昼過ぎには良いネタから順に売り切れていきます。

理想は朝6時〜9時。遅くても10時には到着しておきたい。ホテルの朝食を抜いて、泊いゆまちで朝ごはんを食べるのが賢い選択です。

鉄則②「ワンコイン丼に過度な期待をするな」

500円のマグロ丼に1,500円クラスの見た目と量を期待してはいけません。前述の通り、「看板写真と実物が違う」という不満の声は実際にあります。

ワンコイン丼の正しい楽しみ方は、「500円でこの鮮度のマグロが食べられる」という事実を味わうこと。量や見た目ではなく、生マグロの食感と味に集中すれば、十分に満足できるはずです。もっとがっつり食べたいなら、みーかがんの1,400円台の生まぐろ丼に予算を上げるか、次の鉄則③を実践してください。

500円に豪華さを求めるのはさすがに酷じゃない? 鮮度は本物なんだから

その通り。期待値のコントロールが大事なんだよ。500円の価値を正しく理解して行けば、絶対に満足する

鉄則③「柵買い→宿で食べる」が最強のコスパ術

泊いゆまちで最もコスパが高い楽しみ方は、マグロの柵を買って宿で食べることです。

僕が買ったキハダマグロの赤身の柵は約300gで800円。宿のミニキッチンで包丁一本あれば、立派な刺身の盛り合わせが完成します。居酒屋で同じ量を頼んだら2,000円は超えるわけですから、半額以下。しかも鮮度は市場直送。

さらに言えば、マグロのカマ(1個300円)を電子レンジで加熱して塩を振るだけで、脂がジュワッと染み出て身がホロホロにほぐれる極上のおつまみになる。ホホ肉(500円前後)はにんにくバター醤油でステーキにすると最高でして、ビールが止まらなくなります。

ミニキッチン付きのホテルやコンドミニアムに泊まるなら、この方法は本当におすすめです。

  • 赤身の柵(約300g):800円〜 → 刺身に
  • カマ(1個):300円前後 → レンジ加熱+塩で
  • ホホ肉:500円前後 → にんにくバター醤油ステーキに
  • 目玉(2個):500円 → 煮付けに(上級者向け)

鉄則④「イートイン席は少ない」

泊いゆまちは観光客向けのフードコートではなく、あくまで鮮魚市場。イートインスペースは各店舗の奥にちょこっとある程度で、キャパシティは限られています。

特に土日の午前中は混雑するので、場合によっては車の中で食べることになるかもしれません。駐車場も狭いので、公共交通機関で行くか、早朝の空いている時間帯を狙うのが賢明です。

鉄則⑤「醤油・わさびにこだわるなら持参せよ」

これは地味だけど重要なポイント。ブログの口コミに「わさびや醤油が適当。持ち込もうかなと思った」という声がありまして、僕も正直これには共感する部分がある。

市場で提供される醤油やわさびは業務用のものが中心。せっかくの生マグロをベストな状態で味わいたいなら、お気に入りの醤油の小瓶とチューブわさび(できれば本わさび入り)を持参するのをおすすめします。100円ショップの小さな醤油差しに詰め替えていくだけで、満足度が格段に変わりますよ。

沖縄マグロのお土産&全国発送

泊いゆまちの美味しさを自宅でも――。そう思う人は多いはず。ここでは持ち帰り方法と全国発送のリアルをお伝えします。

泊いゆまちからクール便で全国発送

泊いゆまちの多くの鮮魚店では、クール便による全国発送に対応しています。

僕は実際に東京までマグロの柵をクール便で送りました。送料込みで約3,500円程度。届いた柵を開けてみると、現地で買ったときとほぼ同じ鮮度で、しっとりとした身の感触もそのまま。家族4人で刺身にして食べたんですが、妻が「これ沖縄で食べたのと同じ味じゃない?」と驚いていたのが印象的でした。

飛行機の手荷物で保冷バッグに入れて持ち帰る方法もありますが、夏場は保冷剤が持たないリスクがあるので、クール便のほうが確実です。

[※ここにクール便の発送カウンターの写真を挿入]

送料入れても東京のデパ地下で買うより安いんだよ。しかも鮮度が段違い

え、マジ? じゃあ次の沖縄旅行のとき送ってよ

常温で持ち帰れるお土産

クール便を使うほどじゃないけど何か持って帰りたい、という人にはマグロの佃煮がおすすめ。小瓶で600円程度、常温で持ち帰り可能なので、飛行機の手荷物にも入れられます。

ご飯のお供にも、お酒のつまみにもなる万能選手。空港のお土産屋では買えない、市場ならではのアイテムです。

通販で沖縄の生マグロを取り寄せるなら

現地に行けないけど沖縄の生マグロを味わいたい場合、沖縄海鮮問屋など一部の店舗がネット通販を展開しています。

ただし、通販に関しては正直に言っておくと、楽天レビューで「上の赤身という割には筋が多い柵があった」という声もあります。写真と現物の差が出やすいのは通販の宿命でして、現地で自分の目で見て買うのがベストなのは間違いありません。

とはいえ、★4.47という全体評価が示す通り、大多数の購入者は満足しています。「モッチリ感はまさに冷凍じゃなく生の食感」というレビュー通り、生マグロの風味は自宅でもしっかり味わえるので、次の沖縄旅行までのつなぎとしてはアリだと思います。

まとめ――沖縄のマグロは「知る人ぞ知る」から「知らなきゃ損」へ

ここまで書いてきて改めて思うのは、沖縄のマグロはもっと評価されるべきだということ。

漁獲量全国3位。生マグロが市場に直送される鮮度の高さ。500円から食べられるワンコイン丼。800円の柵買いで居酒屋の半額以下。糸満のみーかがんでは2,178円で全部位制覇。解体ショーにお祭りまで。

料理通信社の記者が書いていた「沖縄を訪ねること8回。改めて出会った食材がマグロ」という言葉が、まさに本質を突いている。沖縄グルメとしてのマグロは、まだ多くの人に知られていない。だからこそ今、「知る人ぞ知る」から「知らなきゃ損」のフェーズに来ていると僕は感じています。

次の沖縄旅行では、ソーキそばやタコライスだけじゃなく、ぜひ早起きして泊いゆまちへ足を運んでみてください。朝の市場に並ぶ、艶やかなマグロの赤身を見た瞬間、きっと「こんな沖縄があったのか」と感じるはずです。

30年出張で全国回ってきた人間が言うんだから、間違いない。

[※ここに泊いゆまちのマグロ柵が並ぶ売り場の写真を挿入]
泊いゆまちは何時に行くのがベストですか?

朝6時〜9時がベスト。遅くても10時には到着しましょう。昼過ぎは売り切れの店が増えます。

泊いゆまちの駐車場はありますか?

駐車場はありますが台数が少なく、特に週末は混雑します。ゆいレール美栄橋駅から徒歩約10分なので、公共交通機関の利用も検討してください。

沖縄でマグロの解体ショーはどこで見られますか?

泊いゆまちのガラス張り解体室(早朝)、みーかがんいとまん本店(毎日実施)、各種イベント(6月の父の日お魚フェアなど)で見学できます。

泊いゆまちからマグロを自宅に送れますか?

はい、多くの鮮魚店がクール便による全国発送に対応しています。送料込みで3,500円程度が目安です。

沖縄のマグロの旬はいつですか?

キハダとメバチは通年流通しますが、本マグロは5〜7月が旬。ビンチョウは秋〜冬(11〜4月)。冬のキハダは脂乗りが良くなります。

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