長嶋茂雄と宮崎の釜揚げうどん『重乃井』ミスターの絵画も見られる

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宮崎釜揚げうどん重乃井と長嶋茂雄

2025年6月3日、プロ野球界の象徴であり、多くの人々に夢と感動を与えてきた“ミスター”長嶋茂雄さんが逝去されました。その訃報に接し、心から哀悼の意を表します。

長嶋さんが宮崎キャンプ中に足繁く通った、地元のうどん店『重乃井』と、店内に飾られている直筆の絵画について、私の体験を交えてご紹介いたします。

目次

長嶋茂雄さんで有名な宮崎市の釜揚げうどん『重乃井』とは

『重乃井(しげのい)』は、1966年創業の釜揚げうどん専門店で、宮崎市川原町に位置しています。宮崎観光ホテルの裏手にひっそりと佇むこの店は、長嶋茂雄さんが現役時代、宮崎キャンプの際に練習後に立ち寄っていたことで知られています。

当時は練習後に宮崎球場から宿泊先の宮崎観光ホテルへ徒歩で帰っていたそうで、腹ペコの長嶋さんが住宅街の中でみつけたお店が『重乃井(しげのい)』

『重乃井(しげのい)』の釜揚げうどんがお気に召した長嶋さん。

その後、チームメイトや他球団の選手にも紹介され、店内には巨人軍の選手、長嶋茂雄さんの写真やサインが所狭しと並んでいます。

また、芸能人の写真も多数飾られており、宮崎キャンプ期間中には長嶋さんを目当てに取材人も多く訪れるそうです。

長嶋茂雄直筆の絵画「新世紀生命富士」が見られる

長嶋茂雄 絵画「新世紀生命富士」
長嶋茂雄直筆の絵画「新世紀生命富士」

店内には、長嶋茂雄さんが画家の絹谷幸二さんと2003年に共作した「新世紀生命富士」という風景画が飾られています。

この絵は、真っ赤な太陽と富士山が描かれており、まさに「燃える男」と称された長嶋さんの情熱を感じさせる作品です。

店に顔を出すたびに絵を眺めてほほえんでいたという長嶋さん。親交の深い重乃井の伊豫展子さんは「この真っ赤な太陽や富士山はまさに燃える男、ミスターそのもの」と語っています。

宮崎日日新聞>>>https://www.the-miyanichi.co.jp/horou/_45227.htm

ミスターが描いた風景画

2020年6月2日

 ◎…貴重な逸品です―。宮崎市川原町の釜揚げうどん専門店「重乃井」に、同店の常連でもあるプロ野球巨人元監督の長嶋茂雄さんらが描いた独創的な風景画が飾られている=写真。

 ◎…長嶋さんが画家の絹谷幸二さん=東京都=と2003年に共作した「新世紀生命富士」。絹谷さんの弟子で、同市・ひまわり画材店代表の鳥原等さん(70)を通し版画を購入した。

 ◎…店に顔を出すたびに絵を眺めてほほえんでいたという長嶋さん。親交の深い重乃井の伊豫展子さん(70)は「この真っ赤な太陽や富士山はまさに燃える男、ミスターそのもの」。

長嶋さんの愛した「釜揚げうどん」

重乃井のメニュー

席に着いて注文すると、メニューは超シンプルで、うどんは「釜揚げうどん」のみ。具材はネギと揚げ玉のみで、うどんそのものの香りと食感をしっかり味わえるシンプルな構成です。うどんは茹でたてで出てくる釜揚げスタイル。つけ汁には刻みネギと揚げ玉のみ。

余計なものはなく、うどんそのものの香りと食感をしっかり味わえるシンプルな構成です。モチモチとした食感、つるっと喉を通る感じがたまらなく、気がつけばあっという間に完食。

中山美穂さんが座った席も

そして偶然にも、私が座った席は、ちょっと前になんとあの中山美穂さんが座った席だったらしい。

えええ!?と思わず声が出そうになったところで、隣の席は藤原紀香さんが座ったとか。

ただし、女優さんたちの写真は基本NGとのことで、写真こそないものの、スタッフさんの話からもその来店の事実が伺えます。店内にはお笑い芸人やレポーターなど、数多くの著名人の写真がずらりと並び、まるでミニ博物館のような空間。

まとめ

長嶋茂雄さんが愛した味を、今も変わらず提供し続ける『重乃井』。シンプルだからこそ奥深い、釜揚げうどんの真髄がここにありました。宮崎を訪れた際には、ぜひ一度立ち寄ってみてください。

長嶋茂雄さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

※『重乃井(しげのい)』は20219年に改装されたそうです。


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