金沢の旅 ひがし茶屋街
「ひがし茶屋街、行くのは決めてるんだけど、どれくらい時間がかかるんだ?バスと徒歩、どっちが正解なんだ?」――今このページに辿り着いたあなたは、たぶんそんな状態じゃないでしょうか。
結論から言っちゃいますね。ひがし茶屋街は街単体なら約1時間、隣の主計町茶屋街を足しても1時間強、兼六園まで含めて回っても半日あれば十分。最寄りのバス停は橋場町(はしばちょう)で、入口は浅野川大橋。橋を渡って右に曲がればもう、メインストリートです。
……と、ここまでは公式の観光ガイドにも書いてあるんですよ。ただ、ガイドには書いてないことがあって。「歩けます/バスもあります」で済まされた先の”どっちが正解か”、
これがね、その日の天気と体力次第で全然変わるんです。
私、2026年5月23日の土曜日、猛暑の日に近江町市場からひがし茶屋街まで実際に歩こうとして――最終的にバスを選んで、そのバスの乗り方で大いに迷った人間です。
出張で全国47都道府県を回ってきた人間が、土曜の昼間に汗だくになって歩いた話、ちょっと聞いてくれませんか。
[※浅野川大橋から]

ひがし茶屋街の回り方|結論「1時間で回れる、近江町・兼六園と繋げて半日」

ひがし茶屋街の回り方は、所要時間で割り切るのが一番きれいです。金沢市観光協会の公式モデルコースを見ても、街単体で約1時間、主計町茶屋街を加えて1時間強、兼六園まで含めて半日(4時間)という3段階で組まれている。これ、25年あちこち回ってきた感覚で言うと、すごく素直で組みやすい区切りなんですよね。
その上で、まず頭に入れておくのは「最寄りバス停は橋場町」「入口は浅野川大橋」「橋を渡って右」の3点だけ。これさえ押さえておけば、現地で迷うことはほぼないです。
| 所要時間 | 回る範囲 | おすすめの人 |
| 約1時間 | ひがし茶屋街のみ(メインストリート+甘味処or見学1か所) | 金沢の他スポットと組み合わせたい人 |
| 約1時間強〜1.5時間 | ひがし茶屋街+主計町茶屋街(暗がり坂経由) | 茶屋街の風情をじっくり味わいたい人 |
| 約半日(4時間) | ひがし茶屋街+主計町+兼六園+金沢城 | 金沢を1日で満喫したい人 |
※公式モデルコース(金沢市観光協会/2026年6月時点)を参考に整理。実際の所要時間は店舗の混雑状況や見学時間で前後します。

動線はね、頭の中で「金沢駅・近江町市場」「ひがし茶屋街」「兼六園」を三角形で結ぶイメージを持つと、一気に整理できますよ。この3点が徒歩圏でつながっているのが金沢のすごいところでして。
ひがし茶屋街までのアクセス|バス・徒歩・タクシーの選び方


ひがし茶屋街への行き方は、出発地点でけっこう変わるんですよ。金沢駅からなのか、近江町市場からなのか、兼六園からなのか。それぞれに「歩ける距離」「バスの本数」「タクシー料金」のバランスが違うので、ここをまず冷静に整理しておきましょう。
金沢駅・近江町市場・兼六園からの所要時間と料金(比較表)
各観光協会・予約サイト・観光案内サイトで2026年6月時点に確認した範囲では、出発地点ごとの所要時間と料金はだいたい以下の通りです。
| 出発地点 | バス | 徒歩 | タクシー |
| 金沢駅東口 | 約10〜15分/210円前後・本数多い | 約20〜25分(約1.6km) | 約10分/1,200円目安 |
| 近江町市場 | 約6分/210〜220円・本数少なめ | 約12〜15分(約1.0〜1.2km) | 約6分 |
| 兼六園 | 路線によるが徒歩のほうが早い場合あり | 約10〜15分 | 約5分 |
※出典:金沢市観光協会、kanazawa-tourism.net、nihonryori-shinnei.com(2026年6月時点)。運賃や本数は変動するので、利用直前に公式の最新情報を確認してください。
表で見ると分かるんですが、近江町市場や兼六園からは「徒歩10〜15分圏」。これ、地図上で見ると意外と歩ける距離なんですよね。私もこの数字だけ見て「歩こう」と思ってたんですよ、土曜の朝までは。
実体験|近江町市場からバスに乗ったら想像以上に複雑だった話
あれは2026年5月23日、土曜日のことでした。前日の福井出張の帰りに金沢に立ち寄って、朝は近江町市場で海鮮丼。その流れでひがし茶屋街へ向かったんですが――この日が、もう、とんでもなく暑い日だったんですよ。
最初は「1km強なら歩けるな」と思ってたんです。長年出張族をやってると、1kmなんて「ちょっとそこまで」の感覚で。でもね、近江町市場を出た瞬間に「あ、これ無理かも」って直感が来まして。アスファルトからの照り返しがすごくて、リュック背負って汗だくで歩くより、バスに乗ったほうが体力温存できるなと。
で、武蔵ヶ辻のバス停に向かったんですけど、これがね、観光客に優しくないんですよ、金沢のバス。乗り場が複数あって、路線も複数走っていて、どれに乗れば「橋場町」で降りられるのか――観光案内図とバス停の案内を見比べても、いまいち確信が持てない。
スマホで調べても路線の表示がややこしい。同じ場所で同じように迷ってる観光客が3〜4人いました。
そこへ、買い物帰りらしき地元のおばあさんが声をかけてくれたんです。「ひがし茶屋街?このバスで合ってるよ。私も橋場町で降りるから一緒においで」と。あれ、本当にありがたかったなぁ。あのおばあさんがいなかったら、たぶん私、間違ったバスに乗って、別方向で途方に暮れてました。



え、パパ、それスマホのナビ使えばよくない?普通にGoogleマップでバス検索すれば一発でしょ。



お前なぁ…使ったよ。使ったんだけど、バス停が複数あるとどれが正解か地図上で判断つかないんだよ。
結局、バス停から橋場町までは乗車5〜6分。降りた瞬間「あ、これは歩ける距離だったな」と確かに思いました。でもね、この日の猛暑では絶対にバスが正解でした。あのまま炎天下で15分歩いていたら、ひがし茶屋街に着いた頃にはバテバテで街並みどころじゃなかったはずです。
一本道のバスなら迷わないけど、観光地のバスは路線が交差してるから、ナビと現地のバス停案内の表記が一致しないとね、確信が持てない。スマホだけ見て歩いてる若い子も結構迷ってたぞ。
「歩くかバスか」を決める判断軸
この経験から、私が思う「歩くかバスか」の判断軸はシンプルです。地図上の1kmと、体感の1kmは、季節と天気で全然違う。真夏の金沢の1kmは、春や秋の1kmの倍に感じます。「歩けます」の一言で済ませず、その日の条件で切り替えるのが賢い回り方なんですよ。
- バスを選ぶべき場面:真夏・真冬・雨/荷物が多い/小さなお子さんやご年配連れ/時間に余裕がない
- 徒歩を選ぶべき場面:春・秋の気持ちいい日/身軽で動ける/浅野川沿いの風景を楽しみたい/時間に余裕がある
- バスの落とし穴:近江町市場発の橋場町行きは本数が1時間に3〜4本程度。次のバスが5分以上先なら歩いた方が早いことも
金沢駅起点ならバスが本数も多くて確実なので、迷う余地はあまりないです。問題は近江町市場や兼六園発のとき。バス停の時刻表を見て、次が5分以上先なら歩く――これくらい雑なルールでちょうどいいですよ。
ひがし茶屋街の入口は浅野川大橋|橋を渡って右に曲がるだけ
橋場町でバスを降りたら、あとは本当にシンプルです。浅野川大橋を渡って、右に曲がる。それだけ。私が実際に歩いたときも、難しいことは何もありませんでした。
[※ここに浅野川大橋の上から撮影した、橋とひがし茶屋街エリアが写る構図の写真を挿入]
橋場町バス停で下車
金沢駅東口や近江町市場(武蔵ヶ辻)からバスで「橋場町」まで。バス停を降りた一帯はのどかな雰囲気で、観光地に来た実感が湧いてきます。
浅野川大橋を渡る
橋の上からは浅野川の流れと、対岸のひがし茶屋街エリアが見渡せます。橋を歩いている観光客の流れができているので、迷うことはまずありません。
橋を渡り終えたら右に曲がる
渡り終えた先、入口の目印として大きな柳の木があります。旅探の口コミでも「大きな柳の木が入り口の目印」と紹介されていて、これは現地でもすぐわかりました。
メインストリートへ
右に進むと、出格子(紅殻格子)の町家と石畳が続く、あのメインストリートに突入します。スマホを構えたくなる景色はここから。
歩いていて感じたのは、橋を境に景色がガラリと変わること。橋の手前まではのどかな住宅街ふうの風景なのに、橋を渡って右に曲がった瞬間、いきなり”小京都”の世界に迷い込んだような感覚になります。これがね、本当に良くて。混雑の話はあとでしますが、ここに足を踏み入れる一瞬の高揚感は、なかなか他の観光地では味わえないんですよ。
ひがし茶屋街の王道モデルコース|1時間でメインを満喫する回り方
「実際、何分くらいで回れるの?」という疑問、ここで具体的に答えていきます。結論は冒頭で書いた通り約1時間。これは公式の楽しみ方ガイド(金沢市観光協会)でも、地元編集部の1時間モデルコース(週末、金沢。)でも、ほぼ同じ目安として提示されています。
1時間モデルコース(街単体)の時系列
私が実際に歩いてみて、そして地元編集部の王道ルートを参考にして整理すると、1時間で街単体を満喫するならこんな配分です。


橋を渡って右に曲がった直後の景色がいちばん”絵になる”場所。出格子と石畳のラインが綺麗に揃って見えるので、まずはここで写真を押さえます。


箔一・美かざりあさのなどの金箔商品の店、和紙の店をいくつか回ります。1軒5〜10分で十分。商品見るだけなら3軒は回れます。


江戸時代の茶屋建築をじっくり見るなら「志摩」か「懐華樓」(所要15分目安)。スイーツ派なら金箔ソフトや生麩甘味のお店へ。


無料で休憩できる便利スポット。ここでひと息ついて、次のスポットに向かう前に荷物を整理しておくと体力的に楽になります。
この時間配分、世間の体感とも一致するんですよ。個人ブログのnanilogさんも「店に入らず町並みを散策するだけなら30〜40分、店に入るなら最低1時間は見ておくのがよい」と書かれていて(2026年6月時点で確認)、これは私が歩いた実感ともピッタリ重なります。
「見るだけ+写真」なら30〜40分、「見学or甘味処1か所」を入れて60分、と覚えておけば計画が立てやすいです。
主計町茶屋街・兼六園まで広げる動線設計


ここからが、25年あちこち回ってきた人間としての本音の提案です。ひがし茶屋街は「単独で行く場所」ではなく「動線でつなぐ場所」として考えるのが、いちばん満足度が上がる回り方なんですよ。
私のおすすめは、「近江町市場(朝食)→ひがし茶屋街(街歩き)→兼六園(庭園)」という一筆書き。地理的にも徒歩圏で繋がっていて、しかも気分的にもよく出来てるんです。市場で胃袋を満たし、茶屋街で目を満たし、庭園で締める――これがね、本当に綺麗にハマる。25年、出張で全国の城下町を回ってきましたけど、食・街・自然がこれだけ徒歩圏で揃う観光地は、実はそう多くないです。
私が実際に5月23日に歩いたのも、まさにこの動線でした。ひがし茶屋街を一通り回ったあと、大通りに出て兼六園方面まで徒歩で移動。途中で主計町茶屋街の入り口を横目に通り過ぎる形になりましたが、時間があれば暗がり坂経由で主計町を寄っても良かったなと思っています。
| プラン | 所要 | 回るスポット | こんな人におすすめ |
| ライト | 約1時間 | ひがし茶屋街のみ | 金沢に他の予定が多い人/さくっと風情を味わいたい人 |
| スタンダード | 約1時間強〜1.5時間 | ひがし茶屋街+主計町茶屋街 | 茶屋街の風情をじっくり楽しみたい人 |
| フルコース | 約半日(4時間) | 近江町市場→ひがし茶屋街→主計町→兼六園→金沢城 | 金沢を1日で満喫したい人/旅慣れた人 |



パパ、これって朝早めにスタートしたほうが絶対いいよね?兼六園まで含めて回るなら午後だとキツそうじゃない?



正解。朝9時前後に近江町市場で朝飯食って、10時前にはひがし茶屋街に入る。これがゴールデンタイムですよ。昼前には茶屋街を抜けて、午後は兼六園か金沢城をゆっくり。これが出張で全国回ってきた人間の鉄板パターンです。
ひがし茶屋街の見どころ|重要文化財・金箔・和菓子の楽しみ方


「で、ひがし茶屋街に着いたら何を見ればいいの?」――ここからは具体的な見どころの話です。ぶっちゃけ全部を網羅する必要はなくて、「見学施設1か所+金箔or和紙の土産物+甘味処1か所」の組み合わせで十分満足できます。
国指定重要文化財「志摩」と「懐華樓」(見学スポット)
ひがし茶屋街の中で“中に入る体験”ができる代表的な施設が2つあります。
国指定重要文化財。1820年建造の茶屋建築がほぼ当時のままの姿で残っているという、貴重な施設です。所要時間は約15分が目安で、別棟の「寒村庵」で抹茶+金沢の菓子をいただくこともできます(料金は別途)。開館は9:00〜18:00、12〜2月は〜17:00(2026年6月時点。料金・時間は変動するため、訪問前に公式の最新情報を必ず確認してください)。
昼間は一般公開されていて、有料で見学可能。金箔畳の茶室や輪島塗の階段など、目を引く意匠が並びます。1階には甘味カフェも併設されているので、見学+ひと休みを同時にできるのが便利(2026年6月時点・公式要確認)。
正直に書きますと、私は今回、5月23日の訪問では街歩き中心だったので、この2施設は中まで入れていません。土曜で外も人が多くて、見学に時間を割く余裕がなかったというのが本音です。ただ、各観光サイトと口コミでの評価は揃って高く、特に「志摩」の2階のべんがら色の客間を挙げる声が多い印象でした。次に金沢に来るときは、時間を取ってじっくり見学したいスポットです。
金箔・和紙の土産物店とスイーツ|名物グルメの実情


ひがし茶屋街のメインストリートを歩くと、両側に金箔の店と和紙・伝統工芸品の店がずらりと並びます。金沢の名物がコンパクトにまとまっているので、お土産選びがしやすい。箔一の東山店なんかは観光客でいつも賑わっています。
そしてスイーツ。金箔ソフトクリームをはじめ、生麩甘味、抹茶のきんつば、ぜんざい――甘味処の選択肢が本当に豊富です。ただね、ここでひとつ正直に書いておきたいことがあって。
「観光客が想像以上に多かった。名物の金箔ソフトは普通のアイスと比べると若干割高」――tabikatu.jpの口コミレビュー(2020年8月訪問・愛知から、2026年6月時点で確認)
これ、私もすごく腑に落ちる感想なんですよ。金箔ソフトは正直、味で勝負する商品ではなくて、”金沢らしい一枚を撮る体験”として楽しむのが正解。割高感は確かにあるけど、それを承知の上で「観光地での記念」と割り切れば満足度は高い。期待値を「すごく美味しいアイス」に設定して行くとがっかりするけど、「金沢らしい体験」に設定すれば普通に楽しめます。
そして私の5月23日の訪問は、ここでひとつ大きな誤算がありまして。土曜の昼間、ひがし茶屋街のスイーツ店はどこも満員で、結局1軒も入れませんでした。外の行列を見て次の店、また行列を見て次の店――を繰り返すうちに、時間切れになってしまったんです。あのときの徒労感は、なかなかのものでしたね。
金箔ソフト、写真は撮りたいけどさ、割高って言われると正直ちょっと迷うかも…。



これはな、“味”じゃなくて”体験を撮る”って割り切るのが正解なんですよ。SNS用の1枚として何百円かを払う、と思えば全然アリ。逆に「絶品アイスを食べに行くぞ」と思うとがっかりする。期待値の設定さえ間違えなければ、楽しいんですよこれが。
着物レンタルで街歩きの満足度を上げる
もう一つ、ひがし茶屋街の回り方を”格上げ”する選択肢が着物レンタルです。エリアの周辺には「金澤着楽々 ひがし茶屋街本店」「椿」「綾の家」など、徒歩0〜1分の店が複数あって、小物一式込みで手ぶらで行けるプランが主流。当日予約OKの店もあります(料金はプランで変動するため、2026年6月時点・公式要確認)。
着物姿で歩くと写真の絵柄が一気に変わるので、「ひがし茶屋街は写真映えする街」という評価とは特に相性がいいんですよね。観光協会と各レンタル店の情報を見比べた限りでも、「映える街でこそ価値が出る」と評価が安定しています。1日かけてじっくり街並みを楽しむタイプの旅なら、選択肢として検討する価値は十分あります。
混雑を避ける賢い回り方|時間帯と曜日で街の表情が変わる


ここまで読んできて、「で、混雑ってどれくらいなの?」と気になっている方も多いはず。これね、正直に書きますと、土日の日中は本当に混みます。私の5月23日の体験でも、スイーツ店全滅、メインストリートも人を避けて歩く感じでした。
そして口コミにも、これは明確に表れています。
「外国人観光客が多くて、とんでもなく混んでいた」――トリップアドバイザーの口コミ(観光客・夫婦、2026年6月時点で確認)
「とんでもなく混んでいた」――この声、すごくリアルだと思います。でも、ここで諦めないでほしいんです。この混雑、街のせいじゃなくて”行く時間”の問題なんですよ。実際、同じ口コミサイトには「夜は人が少なくて静かで素敵」「平日の朝はほとんど人が歩いていないので散歩にもおすすめ」という声も並んでいます(複数の観光ブログ/2026年6月時点)。つまり、回り方ひとつで、同じ街がまるで違う顔を見せてくれるということです。
| 時間帯/曜日 | 混雑度 | おすすめポイント |
| 平日 早朝(〜9時) | 少ない | 静かな街並みを撮影できる/散歩向き |
| 平日 午前(9〜11時) | やや少なめ | 店も開き始めるベストタイム |
| 土日 午前〜昼(10〜14時) | 非常に多い | スイーツ店満員になりやすい時間帯 |
| 土日 夕方以降 | やや少なめ | 夕暮れの街並みも風情あり |
| 夜(19時以降) | 少ない | 静かで風情ある雰囲気を満喫できる |
25年、出張で全国の人気観光地を見てきた人間として、混む観光地は「避ける」より「時間をずらす」が正解。これは普遍ノウハウです。回り方としては、朝に街並みと写真を押さえ、昼前に甘味、昼には次へ抜ける――これが時間効率もよく、混雑のストレスも最小化できる動線です。
もし「平日に行ける」「早朝なら大丈夫」「夜の散歩でも構わない」という条件を1つでも満たせるなら、街の本来の風情を存分に味わえます。逆に「土日の昼にしか行けない」という人は、混雑を前提に「並ばずに撮れる構図」「サクッと買える土産物」を中心に組むと、ストレスが減ります。
車・駐車場・実用情報|行く前にチェックしておきたい注意点
駐車場が乏しいので公共交通推奨
車派の方に1つだけ伝えておきたいことがあります。ひがし茶屋街には専用駐車場がほぼありません。街なかの個別施設(志摩など)にも駐車場がないので、周辺のコインパーキング前提か、いっそ金沢駅周辺に停めてバス・徒歩で来るのが無難です。
「土日は付近の駐車場が満車で、駐車場選びにかなり苦労した」――tabikatu.jp(2020年8月訪問のカップル・夫婦、2026年6月時点で確認)
これも本当に多い声でして、土日の混雑時には駐車場難民が発生します。同レビューには「少し離れた場所に24時間1,000円未満のコインパーキングがある」という実用情報もあったので、もし車で来るなら「近くで満車だったら、徒歩5〜10分の距離まで広げて探す」と割り切るのが現実的です。
基本情報まとめ(営業時間・アクセス・周辺スポット)
最後に、出かける前に確認しておきたい基本情報を整理しておきます。
| 項目 | 内容 |
| 所在地 | 石川県金沢市東山1丁目 |
| 街歩き | 無料・24時間散策可能(各見学施設には営業時間あり) |
| 最寄りバス停 | 橋場町(はしばちょう) |
| 入口の目印 | 浅野川大橋を渡って右/大きな柳の木 |
| 車でのアクセス | 金沢駅から約10分/金沢東IC・森本ICから約15分/西ICから約25分 |
| 駐車場 | 専用駐車場なし。周辺コインパーキング利用 |
| 主な見学施設 | 志摩(9:00〜18:00/冬期短縮)、懐華樓 |
| 周辺スポット | 主計町茶屋街(隣町)、兼六園、金沢城公園、21世紀美術館、近江町市場 |
※2026年6月時点で確認した情報です。料金・営業時間・バス本数などは変動するため、訪問前に公式の最新情報を必ず確認してください(出典:金沢市観光協会、ほっと石川旅ねっと、じゃらんnet、志摩公式)。
まとめ:ひがし茶屋街は「時間と動線」で楽しみ方が変わる
ひがし茶屋街の回り方、改めて整理しますと――街単体なら約1時間、主計町を加えて1時間強、兼六園まで含めて半日。最寄りはバス停「橋場町」で、浅野川大橋を渡って右に曲がればもうメインストリート。近江町市場や兼六園からは徒歩10〜15分圏で歩ける距離ですが、真夏や悪天候の日はバスを選んだほうが体力的に楽。これが基本の型です。
その上で、土日の昼間は本当に混みます。私自身、5月23日の土曜日にスイーツ店全滅という”行ったあるある”を体験しました。でもこの混雑、回り方で十分対処できる種類のもので、平日朝や夜なら街の本来の風情を独り占めできる時間帯もあります。「朝に街並み→昼前に甘味→昼に次のスポットへ抜ける」――これが、25年あちこち回ってきた私が辿り着いた、混雑を避けつつ”いいとこ取り”する動線です。
そしてもう一つ、忘れないでほしいのが「ひがし茶屋街は単独で行く場所ではなく、動線でつなぐ場所」ということ。近江町市場で胃袋を満たし、ひがし茶屋街で目を満たし、兼六園で締める――この一筆書きが、地理的にも気分的にも理想的に出来ているのが金沢のすごいところです。



定年したらね、妻と二人でまた金沢に来たいんですよ。平日の朝、人がほとんどいないひがし茶屋街を、二人でゆっくり歩く。
それで主計町まで足を伸ばして、兼六園まで歩いて帰る――そういう”急がない旅”を、定年後の楽しみに取っておこうと思ってます。あなたも、回り方を押さえた上で、自分なりのペースで歩いてみてください。きっと、いい一日になりますよ。
次は、ひがし茶屋町から兼六園まで
