沖縄旅行で「新鮮なマグロを安く食べたい」と思ったことはありませんか?那覇市の泊漁港にある**「なはまぐろ市場」**は、地元漁師が水揚げしたばかりの生マグロを驚きの価格で味わえる、知る人ぞ知る穴場スポットです。
有名な「泊いゆまち」の奥にひっそりと佇むこの施設は、2023年11月にオープンしたばかり。ガイドブックにはまだほとんど載っていませんが、地元民からの信頼は抜群。なんと500円でボリューム満点のマグロ丼が作れてしまいます。
本記事では、実際に足を運んだ筆者が「泊いゆまち」との違いから店舗情報、失敗しない買い方、2階テラスでの絶景ランチまで余すことなくご紹介します。沖縄旅行のグルメスポット選びに迷っている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
なはまぐろ市場(那覇市)は、泊漁港直送の新鮮な「生マグロ」を格安で楽しめる穴場スポット。7つの鮮魚店でマグロ丼や刺身を購入し、2階のテラス席で港を眺めながら食事ができる。マグロ詰め放題も人気で、鮮度・コスパともに評価が高い。2022年11月オープン、おむつ替え施設完備。
泊いゆまちとは別モノ!「なはまぐろ市場」比較と正体を徹底解説
ここで多くの人が混乱するポイントを整理しておきます。実は「泊いゆまち」と「なはまぐろ市場」は、同じ泊漁港の敷地内にありながら、運営元がまったく別の施設なんです。
泊いゆまちは「沖縄鮮魚卸流通協同組合」が運営する24店舗の鮮魚市場。一方、なはまぐろ市場は「那覇地区漁業協同組合」が運営する7店舗の直売所です。泊いゆまちの横を通り過ぎて、さらに奥へ進んだところにあるので、知らないとそのまま素通りしてしまう人も多いんですよね。
私たちも最初は泊いゆまちだけで満足するつもりでしたが、奥にこの施設を見つけて「なんだこれは!」と。結果的にここが大正解でした。
泊いゆまち vs なはまぐろ市場比較
泊いゆまち vs なはまぐろ市場
同じ泊漁港なのに運営も特徴もまったく別!どちらに行くべき?
| 比較項目 | ⛵ 手前の定番泊いゆまち | 🐟 奥の穴場なはまぐろ市場 |
|---|---|---|
| 運営元 | 沖縄鮮魚卸流通協同組合 | 那覇地区漁業協同組合 |
| オープン | 歴史ある市場 | 2023年11月11日(新しい施設) |
| 店舗数 | 24店舗 | 7店舗 |
| 建物 | 平屋 | 2階建て |
| 場所 | 泊漁港に入って手前 | 泊いゆまちの奥 |
| 営業時間 | 6:00〜18:00 | 8:00〜15:00(売り切れ次第終了) |
| 取扱い | マグロ・近海魚・天ぷら・汁物など幅広い | マグロが主役(+タコ・イカ・赤マチなど) |
| 価格帯 | ★★★★☆ | ★★★★★(地元密着で全体的に安め) |
| イートイン | 1階にテーブルあり(混雑しやすい) | 1階+2階テラス席(海を見ながら食事可) |
| 食堂 | 「まぐろや本舗」あり | なし(直売のみ) |
| 酢飯の単品販売 | △(店舗による) | ◎(オリジナル海鮮丼が作れる) |
| 2階テラス | なし | あり(漁港一望・飛行機も見える) |
| 赤ちゃんスペース | なし | あり |
| 展示コーナー | ガラス張り解体室あり | 2階にマグロ展示室あり |
| エレベーター | —(平屋) | なし(階段のみ) |
| 決済 | 現金が基本 | 現金メイン(一部auPAY等対応) |
| 混雑度 | 観光客多め・混雑しやすい | まだ穴場・比較的空いている |
| おすすめタイプ | 市場の活気を楽しみたい人 | マグロに集中・ゆったり食べたい人 |
🎯 こんな人におすすめ
- 市場の熱気・活気を体感したい
- マグロ以外の沖縄の魚も見たい
- 「まぐろや本舗」の食堂で食べたい
- 朝6時から動きたい早起き派
🎯 こんな人におすすめ
- 生マグロを最高のコスパで食べたい
- 海を眺めながらゆったり食事したい
- 小さな子ども連れの家族旅行
- 混雑を避けて穴場を楽しみたい
まず「泊いゆまち」をぐるっと1周して市場の活気を楽しむ → そのまま奥の「なはまぐろ市場」へ → 1階で500円のマグロ丼 or 好きな刺身を買う → 2階テラスで海を見ながら朝食。これが最強の黄金ルートです!
※ 2026年3月時点の情報です。営業時間・店舗数は変更の可能性があります。
2023年11月オープン!まだ新しい穴場スポット
なはまぐろ市場がオープンしたのは2023年11月11日。もともと隣接していた「泊魚市場仲買人直売センター」が老朽化したため、そこで営業していた7つの事業者がこの新しい施設に移転してきたという経緯があります。
つまり、建物は新しくてキレイだけど、中の業者さんたちはベテラン揃い。新しさと実力を兼ね備えた、ある意味で最強の直売所なんです。オープンからまだ2年ちょっとということもあって、ガイドブックやSNSでの情報はまだまだ少なめ。だからこそ「知る人ぞ知る穴場」なんですよね。
そもそも「なはまぐろ」って何?那覇市の市魚を知る
ここでちょっとウンチクを。「なはまぐろ」とは、泊漁港で水揚げされる生鮮マグロの総称であり、れっきとしたブランド名です。
実は那覇市は2010年にマグロを「市の魚(市魚)」に制定しています。さらに2018年には沖縄県から「マグロの拠点産地」としても認定されました。沖縄県内で獲れる魚の約6割がマグロで、そのうち県内の水揚げ量の約半数が那覇市に集中しているんです。
扱っているのは、キハダマグロ・メバチマグロ・クロマグロ・ビンナガマグロの4種類。季節ごとにそれぞれの旬が異なるので、1年を通じていつ行っても新鮮な生マグロが手に入る。これが「なはまぐろ」の最大の強みです。
さらに、一度も冷凍されていない「生マグロ」であることも大きな特徴です。冷凍による細胞の破壊がないため、モチモチとした弾力と濃厚な旨みがそのまま味わえます。切り口が鮮やかな赤やピンク色をしており、見た目も抜群。水揚げから店頭に並ぶまでの時間が短く、抜群の鮮度を誇ります。

「なはまぐろ」ってブランド名だったのか。知らなかった。



そう、那覇の市魚なんだよ。沖縄でマグロって意外だけど、実はガチの産地なんだわ。
1階:7店舗がしのぎを削るマグロの激戦区
鉄骨造2階建てのなはまぐろ市場。1階には7つの水産業者が軒を連ねています。主な店舗は以下のとおりです。
- マルタ水産:マグロの希少部位や新鮮な刺身パックが豊富
- あさや水産:鮮度の高い近海魚や手作りの海鮮惣菜が人気
- マルイ水産:ボリューム満点のマグロ切り落としが格安で手に入る
- マルチ商店:お土産にも最適な水産加工品を多数取り揃え
- 我那覇鮮魚:その日の朝に獲れたての鮮魚が並ぶ
- まるなお水産:魚のさばき方やおすすめの食べ方を親切に教えてくれる
- トモジ水産:予算に合わせた刺身の盛り合わせなど柔軟な対応が魅力
どの店もマグロが主役なのは同じですが、店ごとに個性があるのが面白いんですよ。分厚い柵(サク)で売っている店もあれば、中落ちをモリモリにパックして破格で出している店もある。赤マチやタコ、イカ、小アジ、白子といったマグロ以外の鮮魚も並んでいて、見て回るだけでもワクワクします。
そして注目なのが、ここでは酢飯だけを単品で買えること。各店舗で好きな刺身を選んで酢飯に乗せれば、世界に一つだけの「オリジナル海鮮丼」が完成するんです。これ、なはまぐろ市場ならではの楽しみ方ですね。
ちなみに、オープン初日はいつもの3倍の量を用意したマグロが、開店からわずか2時間で売り切れたそうです。人気の凄まじさが伝わりますよね。
【実食レポート】500円で買えたキハダマグロの実力
今回、私が最も驚いたのが「キハダマグロの切り落としパック」です。ずっしりと重みがあるのに、なんとワンコインの500円でした。
- 見た目のインパクト:パックから溢れんばかりのボリュームに圧倒されます
- 食感の感動:一口食べると、生マグロならではのモチッとした弾力がありました
- 味わい:水っぽさが一切なく、噛むほどに赤身のさっぱりとした旨みが口に広がります
居酒屋で食べれば、間違いなく1,500円以上はするクオリティです。500円でこの満足感は、まさにコスパ最強だと確信しました。
好きなネタを購入してオリジナル丼を作るのも醍醐味のひとつ。私が実践した購入ステップはこうです。
- 市場内を一周して、その日の相場と美味しそうなネタをチェック
- 一部の店舗や市場周辺で白米・酢飯のパックを購入
- 直感で一番美味しそうだった赤身と中トロのミックスパックを選ぶ
- 別の店舗でイカや海ぶどうの小パックを買い足す
- 2階テラスに移動し、ご飯の上に買ってきたネタを豪快に乗せれば完成!
自分好みにカスタマイズできるワクワク感がたまりませんでした。
2階:漁港を見渡すデッキテラスが最高すぎる
私たちが大絶賛した2階のイートインスペース。ここがなはまぐろ市場のもう一つの大きな魅力です。
2階には屋内のイートインスペースと、屋外のデッキテラスが整備されています。テラスからは泊漁港全体が見渡せて、漁船の往来はもちろん、タイミングが合えば那覇空港から飛び立つ飛行機まで見られるんですよ。
2階にはお店はなく、自販機(飲み物のみ)があるだけ。あくまで1階で買ったものを持ち上がって食べるスタイルです。箸や醤油、お酢なども2階に用意されているので、手ぶらで上がれます。
私たちが平日の朝8時半に行った時は、このテラスに誰もいなくて完全貸し切り。朝の海風に吹かれながら、500円の生マグロ丼をかきこむ…これ以上の贅沢が他にありますか?
ただし、テラス席での食事には少し注意点もあります。
- 夏場は日差し対策を:日陰の席を確保しないとかなり暑くなります
- 鳥に要注意:おこぼれを狙うカラスなどが近くにいることがあります
- ウエットティッシュは持参:手洗い場はありますが、持っていると圧倒的に便利です
[※ここに2階デッキテラスからの眺望写真を挿入]
子連れファミリーにも嬉しい!赤ちゃんスペース完備
子連れ旅行のお父さん・お母さんに朗報です。なはまぐろ市場の2階には、赤ちゃんスペースが設置されています。
市場って「子ども連れだと落ち着かない…」と敬遠しがちですが、ここなら小さなお子さんがいても安心してゆっくり食事を楽しめます。こういう気配りがあるのは、2023年にできた新しい施設ならではですね。
さらに2階には「なはまぐろ」に関する展示コーナーもあって、マグロの種類や漁の仕組みが学べるようになっています。お子さんの食育にもなりますよ。
価格・コスパを徹底検証!なぜこんなに安いのか
なはまぐろ市場が「コスパ最強」と呼ばれる理由は、仲卸業者を通さない直売スタイルにあります。漁港で水揚げされた魚が直接店頭に並ぶため、中間マージンがカットされ、輸送時間も短くなる。結果として高い鮮度を保ったまま安価で提供できるんです。
一般的なスーパーマーケットと比較すると、その安さは一目瞭然です(※価格は時期により変動)。
- 一般的なスーパー(沖縄県内):生鮮マグロの赤身が100gあたり約300〜400円
- なはまぐろ市場:同等の生鮮マグロが100gあたり約150〜250円程度
予算に合わせた買い方のシミュレーションはこちら。
- 500円(ひとりおやつ感覚):キハダマグロの切り落としパックのみ購入し、海を見ながら贅沢につまむ
- 1,000円(大満足ランチ):ご飯パック(200円)+マグロと白身魚のミックスパック(800円)でオリジナル海鮮丼を作成
- 3,000円(家族で手巻き寿司):本マグロの中トロ(1,500円)+赤身(1,000円)+海ぶどう(500円)を持ち帰り、豪華な夕食に
【要注意】失敗しないための注意点とデメリット
魅力たっぷりのなはまぐろ市場ですが、事前に知っておかないと後悔するポイントもあります。
- 営業時間は8:00〜15:00(売り切れ次第終了):泊いゆまちは朝6時から開いていますが、なはまぐろ市場は8時から。人気商品は午前中に売り切れるので早めの来場が鉄則。ベストな時間帯は午前9〜11時です
- エレベーターなし:2階へは階段のみです。車椅子の方は1階のみの利用となります
- 2階に食堂はない:1階で先にしっかり買い物を済ませてから上がりましょう
- 現金メインだが一部キャッシュレス対応も:一部店舗ではauPAYなどに対応していますが、基本は現金が安心
- 週末・連休は駐車場が混雑:隣の泊いゆまちに向かう観光客の車も多く、12時前後のピークを避けるか、平日の訪問がおすすめ
- 保冷対策を忘れずに:沖縄の強い日差しは生鮮食品の大敵。持ち帰る場合は保冷バッグと保冷剤が必須です
ネットの評判は?Googleクチコミと情報収集の方法
Googleマップのクチコミを確認すると、全体的に非常に高い評価を得ています。「今まで食べたマグロで一番美味しかった」「この値段でこんなに量が入っているの?」「観光地化されすぎていない市場の雰囲気が好き」という声が目立ちます。
ただし、市場のスタッフは職人気質の方が多く、デパートのような丁寧な接客を期待すると「愛想がない」と感じるかもしれません。魚について質問すると熱心に教えてくれるので、気軽に声をかけてみましょう。
最新の入荷情報はSNSで確認するのがおすすめです。Instagramで「#なはまぐろ市場」と検索すると、リアルタイムな状況がわかることがあります。不明点は電話で直接問い合わせるのが最確実ですが、朝の競りや開店直後の忙しい時間は避け、要件を簡潔にまとめてから連絡しましょう。
よくある質問(Q&A)
Q. マグロは何が一番美味しいですか?
A. 好みによりますが、沖縄なら「キハダマグロ」や「メバチマグロ」の生がおすすめです。脂の乗ったトロが好きな方は本マグロですが、あっさりとした旨みとモチモチ食感を味わうなら、沖縄近海で豊富に獲れるキハダやメバチが絶品です。
Q. 日本人はなぜマグロが好きなのか?
A. 江戸時代からの食文化と、醤油との相性の良さが関係しています。もともとマグロは傷みやすく敬遠されていましたが、醤油漬け(ヅケ)にする技術が発達し、赤身の旨みと醤油の相性が日本人の味覚に深く根付きました。
Q. 購入したマグロをその場で食べることはできますか?
A. はい、2階の展望デッキ(テラス席)で食べることができます。箸や醤油は2階に用意されていますが、ウエットティッシュは持参するとより便利です。
【施設情報】アクセス・基本データ
施設名:なはまぐろ市場
住所:那覇市港町1-1-11(泊漁港内、泊いゆまちの奥)
営業時間:8:00〜15:00(売り切れ次第終了)
定休日:市場カレンダーによる(公式サイトで確認を)
駐車場:無料あり(奥の方が空いていることが多い)
アクセス:那覇空港から車で約15分
公式サイト:https://nahamaguromarche.okinawa/
まとめ:なはまぐろ市場は行くべき穴場スポット
なはまぐろ市場は、高級な生鮮マグロをスーパー以下の価格で購入できる、まさにコスパ最強の穴場です。観光地化された施設では味わえない、ディープでリアルな沖縄の港町の活気を体験できます。
失敗しないために押さえておきたいポイントは3つです。
- 訪問時間:品揃えが豊富な午前9〜11時に行くこと
- 持ち物:持ち帰るなら保冷バッグを、その場で食べるならウエットティッシュを
- 心構え:市場ならではの職人気質な雰囲気を楽しむ余裕を持つこと



泊いゆまちとなはまぐろ市場、両方回るのが正解ってことね。



そう!まず泊いゆまちをぐるっと1周して雰囲気を楽しんで、そのまま奥のなはまぐろ市場へ。ここで丼を買って2階テラスで食べる。これが俺の考える最強の立ち回りだね。